シンゴニウムとは
熱帯アメリカ原産のサトイモ科シンゴニウム属のツル性の植物です
耐暑性が強く日陰でも育てやすい植物です、反対に耐寒性は低く直射日光には弱いです
育て方も簡単で、丈夫で生育旺盛な植物なので初心者にもやさしい植物だそうです
以上のことから初心者でも簡単に育てられると思い、シンゴニウムを水耕栽培してみました
実際に園芸初心者の私が育てているシンゴニウムがこちらです
育て始めた頃は葉っぱ2枚だけでしたが、9ヶ月でここまで大きくなってくれました
園芸初心者で過去に何度か植物を枯らしてしまった経験のある私ですが、簡単に育てることができたのでその方法をまとめてみたいと思います
シンゴニウムの水耕栽培が初心者におすすめな理由
- 土を使わないので衛生的で、場所を選ばない
- 準備する物品が少ないので手軽に始められる
- 根の観察ができるため、成長を実感できる
- お世話が少なくても元気に育ってくれる
私が園芸を始めたいと思ったきっかけとして、室内に植物を置いて癒されたい!というのが大きかったです
そのため室内に植物を置く際にネックとなったのが土を持ち込むこと、どこで水やりをするのかという問題でした
その点、水耕栽培なら土が不要なので衛生的です
また好きな容器に入れてインテリアとしてどこにでも置けること、水やりも流しで水の入れ替えをしたり容器に継ぎ足しすればOKなので手軽に始められました
水耕栽培に必要な物品
- シンゴニウムの茎
- 好きな容器(ガラスコップや空き瓶、ペットボトルでもOK)
- 根腐れ防止剤(ゼオライト)
- 活力剤(メネデール)
容器は正直なんでも良いのですが、インテリアとしても楽しみたかったので購入しました
このガラス容器はDAISOのガラス花瓶(円筒型、A)という商品でした
根腐れ防止剤としてゼオライトを少量入れます
根腐れ防止剤はミリオンAやゼオライトが良いと調べて迷いましたが、値段もかなり違うのでDAISOで購入できるゼオライトにしました
使用してみた感想としてはゼオライトでも十分効果的だと思いました
ゼオライトを入れた容器にシンゴニウムを入れて、根の生え際まで水を入れれば完成です
背景が見苦しいので編集しててわかりにくくてすみません
根はここまで置いておかなくてもよかったのかもしれませんが、分からなかったのでとりあえず土を落としてなるべく切らないようにしました
直射日光には弱いので、直射日光の当たらない明るめの窓際で育てました
水の交換は2〜3日に一度くらいのペースが良いそうですが
私はズボラなので気が向いた時に4〜5日に1回程度水の交換していました
ひどい時には2週間近く放置していることもありましたが、ゼオライトのおかげなのか腐ったりすることもありませんでした
10月から始めたので水温が低く保たれていたのも腐りにくい要因だったのかもしてません
約1ヶ月でここまで根が成長しました
成功するかドキドキしていたので、根が出てきた時は生きてるんだなと感じてとても嬉しかったです
水のままでも発根しますが、発根を促進するには活力剤を使用すると良いです
私は活力剤としてメネデールを使用しました
活力剤のメネデールとは
- 植物の生長に欠かせない鉄を、根から吸収されやすいイオンの形で含む植物活力素
- 発根を促し、元気な株に育てる作用がある
- さし木、種まき、植え付け、植え替えで弱った時など様々な場面で使用可能
など色々な使い方があるようです
メネデール使用時の注意点は、100倍希釈で使用しないといけないことです
基本的には作ったら使い切ることを推奨されているのでスポイトなどを使用して少量ずつ希釈するのが良さそうです
私も後から調べて、メネデールを購入し1週間に1回程度はメネデール入りの水に交換しました
もっと早くから使用していたら、より発根し易かったのかもしれないです
冬だったので成長はかなりゆっくりでした
気温が一桁になる部屋に置いていたので、冬越しできるか心配でしたがなんとか持ち堪えてくれました
現在は生育期なのでグングン育ってきていてとっても嬉しいです
現在の根はこんな感じです
写真を撮り忘れていたので途中経過の写真がないのが悔やまれますが、3月くらいからはすごく生育し新葉もどんどん生えてきていました
成長している姿を確認しやすいことも初心者にとっても育てていきやすいポイントだと思います
3月後半になり暖かくなってからは、2週間に1回くらいは水換えの際に5,000倍に薄めた栄養剤を入れたりもしていました
水に栄養剤を入れると藻が発生して容器や根が上の写真のように緑になってします
栄養剤を与えたい人は霧吹きなどに入れて葉水として与えるのが良いみたいです
まとめ
シンゴニウムを育てるにあたり、あまり調べずにやってみましたが割とタフな植物で育てやすかったです
シンゴニウムは園芸店やホームセンター、100円均一でも販売されており、初期費用もそこまで高くなく始めやすかったのも嬉しいポイントでした
ズボラなのであまり細かいことは気にせずに、水やりも気付いた時にしていましたが、ここまで大きくなりました
以上のことから、シンゴニウムの水耕栽培は初心者にやさしく簡単な育成方法と言えます
今回の成功で自信がついたので他の植物でも水耕栽培やってみたいと思います!!
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