芍薬の地植え

園芸

2022年から育てていた芍薬が大きくなったので、今回地植えに挑戦しました。

芍薬の植え付けは9月下旬から10月が適期です。

庭に植えたかったのですが、良いスペースがなかったので畑に植えることにしました。

今は畑として使用していますが、元が田んぼだったのでかなり粘土質で水はけが悪いので思ったより苦労しました。

植え替えするにあたって色々なホームページやYoutube動画を参考にさせてもらい、自分なりに工夫してみたのでまとめます。

土作り

地植えの場合には深さ50cm直径40cm程度の穴を堀り、その中に肥料と用土を入れて植え付けます。

何株か植える場合には株と株の間を開ける必要があるので1m程度間を開けて穴を掘りました。

上の方の耕している土は畑として使用していたので多少フカフカしていましたが、穴を掘った深い土は田んぼの名残でかなり粘土質の土でした。

芍薬は水はけの良い土を好むので、粘土質の土壌の場合は土壌改善をする必要があります。

田んぼだったことを失念していたのでここで予定がかなり狂ってしましました。

仕方がないないので、堀った穴の底に元肥を入れて数日待つ間に土壌改善の準備をしました。

芍薬は肥沃な土が好きなので元肥として、牛糞堆肥と化成肥料8-8-8を入れて赤玉土、腐葉土と混ぜ込みました。

地植えの方法を探してみると、牛糞堆肥をした後は1週間ほど置く方が良いというものもあれば期間などは明言されてないものもあり、そのまますぐに植えても問題なさそうでした。

私は土壌改善の準備をするために2〜3日置くことにして、その間にパーライトとバーミキュライトを購入してきました。

掘り上げた粘土質の土に赤玉土、腐葉土、鹿沼土、パーライト、バーミキュライトを足してよく混ぜ込みます。

どのくらいの割合で混ぜるのが良いか分からなかったので、後で追加したり調整ました。

最終的には元土3:赤玉土3:腐葉土2:鹿沼土1:パーライト0.5:バーミキュライト0.5位の割合で大体作ってみました

かなり土が必要だったので、混ざりきらないので何度かに小分けにして入れながら全体が混ざるようにしました。

粘土土がかなり固まっていたので、それを細かくするのにかなり苦労しました。

最初に比べるとふかふかして水はけの良さそうな用土が完成しました。

植え付け

苗で購入した際には、植えてあった用土は取り除くことが病害虫予防に良いようです。

今回は1年〜2年鉢で育てていたものを地植えにするので、なるべく根を傷つけないように気をつけながら土を落とし、痛んでいるところや虫がいないかをチェックしました

掘った穴に作った用土を入れて、芍薬の苗を地面から5cmの深さになるように置いて土をかぶせます

土を落としてしまったので根の周りに新しい土がうまく密着するように気にしながら用土を入れるのが難しかったです。

最後に水やりをして完了です。

まとめ

植え終わったら穴の周りの地面よりも思ったよりも低く植ってたので、高畝にした方が良かったと思いました。

特に水はけの悪い土の場合には高畝にする方が良かったようです。

穴はかなり深く、広く掘ったつもりでしたが実際に苗を置いてみるともう少し横幅を大きく掘った方が良かったとおもいました。

穴の中の土は土壌改善した土ですが周りの土はそのままの粘土質なので、今後株が大きくなった時に成長障害が起きないかが心配です。

土壌改善してみましたが、芍薬にあった土になっているのかが分からないので今後の成長もまた記録して行きたいと思います。

春に花が咲くか今から楽しみです。

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